こぎこぎコーギー

歩くロールケーキ、コーギーが4本!

2025年秋旅行5!

時間が流れるのは早いもので、旅行記もパート5
あの楽しかった時間から1ヶ月以上も経ってしまいましたよ

2日目の室堂平散策は気持ちの良い晴天に恵まれて
360°どこを眺めても素晴らしい絶景が広がっていました

 

とても綺麗な立山!

 

雄山の頂上にある山小屋から少し離れた所にある
小さな建物が雄山神社のお社
双眼鏡で覗くと、人がお参りをしているのがよく見えます
不勉強なので知らなかったのですが
立山は富士山、白山、立山と日本三大霊山になるのですね
いつか登って雄山神社のお札をもらいたいな
生きているうちに叶う望みかしら…

室堂平一帯は一周をぐるっと回れる遊歩道ですが
雄山に続く一の乗越への道や、室堂山展望台に続く道など
所々「この先は登山装備がない人の立ち入り禁止」
的なことが書いてある場所があります

私たちはギリギリ近場の散策は許されそうな格好をしてきたので
その注意書きの先にあるという玉殿の岩屋まで行ってみることに

大きな岩がゴロゴロした道を下るのに難儀しましたが
私たちにつられてやってきた若い女性は
厚底スニーカーで難なく往復されていらっしゃいました
凄い脚力とバランス感覚、若いってすごい…

 

岩殿の玉屋!

 

慣れない登山道を慎重に下っていった先には
立山三山がきれいに眺められる洞窟が
ここが立山が宗教的意味で開山されるきっかけになった聖地なのだそう

「剣岳・天の記」では行者さまが岩屋の中で修行をされている描写もありましたし
立山信仰を語るには欠かせない場所なのでしょう

 

玉殿岩屋の前から立山の絶景!

 

室堂には江戸時代に建てられた日本最古の山小屋が残っていて、
国の重要文化財に指定されています
こちらもやはり立山信仰に関連したもので
参拝者の宿舎として使われていたそうです
信仰の力というものは、本当に強いものですね

ちなみにこの小屋は1980年まで現役で使っていたそう
本当に木造木板張りで隙間風がビュービュー入ってきそうな小屋なんですよ
登山勢ガチすぎる…

 

室堂小屋 !

 

物見遊山の私たちにはそんな根性もなく
気楽に遊歩道を散策する程度なのですが、
なんせ標高2400m、紫外線量も半端ないので
日光キャンセル界隈の私は万全の紫外線対策です
私だけかな!?と思っていたのですが
意外と同じような格好の人も多く
良い時代になったなと思います

 

お昼ごはん!

 

お昼はみくりが池温泉の売店でチーズトーストとコーヒーのセットをいただきました
室堂平一帯はキャッシュレス化が進んでいて
宿泊代金どころかジュース1本の購入にもQR決済が使えるので
滞在中に財布を出す必要がありません
山の上でキャッシュレス決済とはなんとも便利ですね

ですが、一つ問題が…
交通機関だけは紙の切符なのです

 

こんなの

 

事前に予約していたとしても、当日必ず紙の切符を発券
各改札で切符のQRコードをピッとスキャンする形なのですが
なぜここだけアナログなのか
今時猫のイベントだって電子チケットだと言うのに…

私たちは室堂平散策中に、扇沢から立山駅行きの当日券を拾ってしまってもうびっくり
拾った場所が室堂山荘の前でしたので、山荘の受付に届けに行くと
「週に2、3枚拾うんですよね」とのこと

室堂平を散策のあと、ターミナルでチケットを落とした事実を知った気持ちを想像すると、
本当にお気の毒…

 

記念撮影!

 

室堂平で一番賑やかなのは、やはり室堂ターミナル付近で
バスを降りた人たちが、代わる代わるに記念写真を撮っています
わかるわかる、ターミナルを降りてこの絶景だったらテンション上がってしまうの分かる
ということで、私たちも混じって記念撮影
こんなにたくさんじいやくんと一緒に写る写真を撮るのは何十年ぶりだろう
山の力ってすごいですね

休憩がてら立山ターミナルに入って観光案内所の方のお話を聞いてみると
「出勤途中に剣岳がとても綺麗に見えたから、思わず写真を撮ったのよ!」
との事でしたので、今回剣岳を見られた私達は
本当に運が良かったのでしょうね

 

傘雲が掛かった剣岳!

 

遠くから見ると、険しい急な岩壁の先に頂上があるように見える剣岳

陸軍の測量隊が剱岳に登ったときには
長次郎さんというとても優秀な案内人がついていて、
登頂の際に登路とした剣岳東面の雪渓は、
その名にちなんで、長次郎谷と名前がつくぐらいなのですが

その後長次郎さんは、私たちが黒部ダムに寄ったときに片鱗を感じた
黒部渓谷の「下ノ廊下」を初めて完全遡行するために訪れた方の案内人をされたそうで…

下ノ廊下は、その後電力開発のために開かれた
日電歩道の核心部となり、書籍「高熱隧道」では
歩荷さんが荷物を輸送する描写などがあります

自分の中にある細々とした点が
こうやって線になって繋がっていくのは楽しいことですね

 

剣岳アップ(じいやくん撮影)

 

こんな断崖絶壁の山に人が登れるなんて信じられませんが
天気が良かったので、室堂からも頂上に登頂された方の姿をみることができます
宿でも「剣岳に登った帰りです」と仰る方もいらっしゃったし
本当にすごいなぁ!

 

みくりが池!(じいやくん撮影)

 

どこを見ても綺麗な景色だった室堂平でしたが
夕方になるにつれて、どんどん雲が出てきてしまいました

翌日の天気は雨予報
明日の出発まで、天気が持てば良いのてすが…

 

雨降り!

 

そんな祈りは通じず、翌日は早朝から雨降り
となると朝ごはんを食べたら急いで下山するに限ります

私は荷造りのど忘れで雨具を忘れてしまい
遊歩道を30分という言葉を信じて
道中でポンチョだけは購入したのですが
周りに遮るもののない2400mの稜線では
雨の向きも横向きで、露出した足部分がどんどん湿っていきます

あ、これ、季節が進んでたら低体温症で行動不能になるやつ…

立山バス、ロープーウェイ、ケーブルカーと乗り継いで黒四ダムまで降りてきても
雨が降り止むことはありません
本当は帰りも黒四ダムで遊びたかったけど仕方がありません
撤退!てったーい!!

 

くろにょん!

 

ダムの散策は諦めて休憩所でのんびりしていた所に遊びに来てくれた
くろにょんと記念撮影をして
関電トンネル電気バスに乗って扇沢駅に着いたら
駐車場で待っている車に乗り込んで、楽しかった秋旅行はおしまい
帰り道で安曇野にあるスーパーに寄り道して帰路につきました

非日常でとても楽しかった秋旅行
次に行けるのはいつになるかな?

 

今回の秋旅行、ペットのお世話については
ノイエイトは家へシッターさんに来ていただき
ロールは家から目の鼻の先にあるペットホテルに預けて出かけました

メシウマ!

知らない人怖いニャニャニャ

 

シッターさんは以前にもお願いしたことがあるので問題なしなのですが
ロールに関しては初外泊です
幼稚園や保育園に1日預けることはあるので
そこまで分離不安を起こすタイプではなさそうですが
泊まりはどうなのかと、旅行中にも気になってしまいます

 

ロールが歩かないですって!

 

ペットホテルは知り合いのお家に泊まらせていただくような
本当に自由に過ごさせてくださるところなのに
散歩の時間になると玄関から一歩も動かなかったと

え、ロールってそんなタイプなの?
幼稚園ではいつも散歩に連れて行ってもらってるんだけどな??

散歩はしなかったけど、庭では走り回って
ご飯は当然完食、夜もぐっすり眠っていたそうです

ロール的にも少し不安だったのかな?
これから先は当分ワンニャンファーストに過ごすからまあ良いよね!

 

これにて楽しかった旅行の記録はおしまい
またねこねこコーギーのブログに戻りまーす!

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2025年秋旅行4!

旅行記も長くなってしまいパート4
やっと宿まで到着しました

今回泊まる雷鳥荘さんは山小屋でありながら、
私たちのような一般観光客も快適に泊まれる宿です
収容人数は200人とのことなので、大きめの山小屋になるのかな?
部屋のタイプは和室の個室と二段ベットの相部屋があり
私たちは個室に泊まりました

2300mを超える場所にある施設ですが
お湯と水が普通に使えるし、館内の清掃も行き届いていて快適
何より白濁した硫黄の匂いのする温泉に入浴できるのです

 

晩御飯!

 

食事も美味しく、山小屋のご飯はカレー程度の認識で居た私はもう大感激です
ここまで荷揚げをされる労力を考えると
本当に感謝しかありません
美味しい晩御飯を堪能したあとは、天体観測にでかけます

 

富山の街明かりと星空!
(じいやくん撮影)

 

今回の秋旅行は、星空を求めて新月に合わせの日程
室堂に着いた時は曇りでしたので
星空は期待できないかなと思っていたのですが
夕方からどんどん雲が晴れて
山荘の外には満天の星空が!

ライトの明かりがなければ歩けないほどの暗闇の中で眺める
天の川やプレアデス星団の瞬きはとても感動的
じいやくんはカメラで、わたしは双眼鏡で星空を眺めるのに大忙しです
立山の一番左、富士ノ折立の稜線には
被さるようにたくさんの星がまたたいていて、
本当に綺麗でした

 

星あかりで立山が明るく見えます
(じいやくん撮影)

 

初日に雷鳥と満天の星空が見られるなんて
なんというビギナーズラックなのでしょうか
この分だと翌日の室堂散策も期待できそうだと思いながら、眠りにつきました

 

グッドモーニング、立山連峰!

 

翌朝はまだ明るくなりきらない時間に
山登りに出発される方たちの熊鈴の音が外から聞こえて
目が覚めました

安全な山行をするには、早め早めの行動になるのでしょうね
宿の方でも朝ごはんを食べずに出発する人にはお弁当を用意してくださるようです

私たちは、いつもの旅行だとロールを連れて朝散歩に出かける所なのですが
今回は人間だけで稜線を軽くお散歩
今日の天気は良さそうで、この後の散策に期待が高まります

 

 

朝ごはん!

 

朝ごはんはビュッフェ形式で品数も豊富
こんな高地で生野菜も食べられるなんてありがたいです
いっぱい食べたらお散歩開始!

今日は1日室堂平で過ごすということで、
まずは室堂ターミナルへ続く遊歩道とは反対方面の
雷鳥沢テント場の方に降りて、大日連山の展望台へ

このルートは他の山への登山道になっているようで
登山姿の人はきちんとストックを装備していらっしゃいますが
私たちのような物見遊山なタイプは当然丸腰での戦いです
ゴツゴツした石の階段をずっと降りて行くということは、
帰りは登るんだよね…と若干心配になりましたが
頑張るしかありません

 

大日連山!
多分右から奥大日岳、中大日岳、大日岳

 

 

 

 

360度どこを見ても2500mを超える山並みがあるって
本当に素敵ですね
ベンチでのんびり景色を楽しんだあとは
休み休みで登り階段を戻り、
今度こそ遊歩道歩きを開始します
遊歩道沿いはどこからでも立山や真砂山、別山などの山並みが眺められるのですが
所々により良く見られるような展望台があり、
まずは雷鳥荘から一番近い「エンマ台」で一休み
ここは地獄谷越しに大日連山を眺めたり
雄山の下に位置する山崎カール
(明治時代に山崎さんが発見した氷河の跡である半円形の窪地)
を観察したりできる場所なのです

 

右手の先が山崎カール!

 

ですが、そのどちらとも違う方向に嬉々として記念撮影をされていらっしゃる方たちが…
こういった場所ですので、じいやくんが写真撮影を請け負いつつ、お話を伺ってみると

「あの山の向こうに見えるのが剣岳なの!
いつも見たいと思って登るんだけど全然見られなくて
今回初めて見られたの!」とのこと

マジですか?!剣岳ですか!?
「剣岳・点の記」を読破した私なので興奮せずに入られません

立山信仰では地獄の針の山と称される場所で、頂上直下は垂直の崖
明治時代に陸軍の測量隊に登頂されるまで、
頂上へ続く道がないと言われていた剣岳ですよ!

 

剣岳!

 

立山信仰では立山は極楽浄土
室堂の地獄谷や血の池、剣岳は地獄になるのかな

立山信仰の基地として、たくさんの宿坊で栄えたのが芦峅寺で
なんと室堂平一体、雷鳥荘の住所まで芦峅寺ではないですか!!
予約はじいやくんに任せきりだったので
現地に来るまで全く気付きませんでした

黒部ダムに続き、またしても聖地巡礼な場所に来てしまいました
ありがたや…

天気も良く、この後の散策が楽しみです

 

立山と記念撮影!

 

続きます!

 

 

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2025年秋旅行3!

さてさて旅行記も3回目
黒四ダムからケーブルカー、ロープーウェイ、電気バスと乗り継いで
やっと室堂平に到着しました

今回の旅行はこの宿に泊まりたい!という所からスタートしたものなので
宿がある室堂平という場所はどんな所なのか朧げにしか知らず
標高が高くて
YouTubeで動画の生配信をしているところで
みくりが池ががあって
雷鳥に会えるかもしれない

そんな程度のことしかわかっておりませんでした

宿の案内では標高2300mを超える場所にあるものの
夏場なら遊歩道を三十分歩けば到着とのこと
動画配信でも皆さん気楽に歩いているように見えたので
すっかりイージーモードで歩き始めたのですが…

宿の道程はたしかに遊歩道ではありますが、
ゴツゴツの岩敷で歩きにくく
30分とは山歩きに慣れている方たちのペースタイムであって
私たちのような一般的な中年だと、1時間は掛かりそうな感じです

「靴だけはちゃんとしていこうね」と
トレッキングシューズを履いていって良かった…

 

ミクリガ池越しの立山!

 

室堂平は、弥陀ヶ原火山の噴火によって流れた溶岩がつくり出した台地で
周りをぐるっと立山三山である雄山、大汝山、富士ノ折立をはじめとする山々が覆うような感じ

遊歩道沿いには立山信仰を広めるために使われた「立山曼荼羅」に
登場する地獄谷や血の池があって
ミクリガ池から真正面に見える立山三山である雄山には
立山信仰の聖地である雄山神社の社殿があることがわかります

あそこが立山信仰の聖地だとは…

富士山の宝永火山口から頂上を眺めるような
私たちにとっては近そうで遠い場所ですが
いつか行ってみたい、憧れの場所がまたできてしまいました

室堂平に降り立ったのがもう夕方でしたので
日が落ちる前に宿への到着しなくてはならないのですが
景色が絶景すぎてなかなか先に進みません

ミクリガ池からの立山三山を堪能してまた先に進もうとすると
岩場の一方向にカメラを向けた人々がいらっしゃいます

え、なになに?!気になる!!

もうおばちゃんなので怯むことはありません
「何が見えるんですか?」と伺ってみると
なんとその先で雷鳥が休んでいるとのこと!

 

ほぼ岩!

 

うずら飼いは卒業してしまいましたが
キジ科の鳥への愛情を失ったわけではありません
雷鳥はトップオブキジ科とも言える、国の天然記念物
今回の旅行で見られたらいいなと思っていたので
まさか室堂平に到着してすぐに見られるとは
なんと幸運なのでしょうか

じいやくんが持参してくれた双眼鏡で覗いてみると
下腹部が少しだけ白くなった雷鳥が、じっとうずくまっています

 

雷鳥アップ(じいやくん撮影)

 

そのつぶらな瞳は、まさしくキジ科の証…!
夏場の雷鳥だとシナモンのヒメウズラとあまり変わらないのも
また萌えます
叶うことなら毛むくじゃらな足もみたかった…

 

後少し!

 

今回の旅行では自分が写っている写真も多く
帽子を指さすポーズを取っているのですが
これには理由がありまして…

 

ロールもいるよ!

 

ペットホテルでお留守番しているロールの代わりに
刺繍で作ったロールブローチを連れてきたので
一緒に写真撮影をしているわけです
ぬいぐるみと一緒に映える景色を撮る「ぬい活」と同じようなものですね

 

雷鳥荘!

 

さてさて長い上り下りを歩いて、ようやく本日の宿である雷鳥荘が見えてきました
室堂平には5か所の宿泊施設があり、雷鳥荘は奥から2番目の立地で
標高2450mの室堂ターミナルより標高は70メートルほど下がった2370mに位置する山荘です

私たちのような一般客よりも、登山の足ががりに宿泊する人が多いような感じでしたが、
翌日は1日室堂平を散策するつもりでしたので、
ちょうどよかったのかもしれません

 

着きました!

 

 

続きます!

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2025年秋旅行2!

さてさて旅行記第二弾

とうとう憧れだった黒四ダム散策です
昔々、マロンを迎える前に
訪れたことがある筈なのですが
滞在時間が時間短く
あまり散策した記憶がないのですよね

 

標高1454m!

 

 

ここはやはり日本を誇るダム聖地
たくさんの観光客さんで賑わっています
それとは別に、ここを経由地として
山に登る登山姿の方の姿も多くあり
何とも不思議な感じです

関電トンネル電気バスを降りて、
長い階段を登るか、短い階段を登るか…
どちらも絶景が見られることには変わりありませんが
最初に苦しい思いをしたほうが、後が楽かな?

斜面のあちこちに展望台があるので
長い階段の休み休みに
色々な角度からダムを眺める感じになりますね

 

ダム放水!

 

本当に、こんな山深い場所にダムがあるってすごい
しかも、アーチ式ダムなので水をこうやってキュッと
せき止めている姿が最高に映えています

 

黒部川!

 

私が身近に行けるところのダムは
台形型の重力式コンクリートダムが多くて
それはそれで迫力があるのですが
やっぱりダムの華(と勝手に思っている)である
アーチ式ダムは良いですね

北アルプスの周りには
水力発電を目的としたダムが多くあり
私の知っているだけでも
大町市には石などを積み上げてできた
ロックフィルダムである高瀬ダム
以前よく訪れていた乗鞍高原へ続く道には
アーチ式ダムである奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダム

北アルプスの山の中に、こんなにたくさんのダムを作らなくてはならないくらい
昭和は電力不足だったんだろうなぁと思いを馳せています

 

黒部ダムカレー

 

初日はダム周りで遊んで過ごす予定でしたので
お昼はレストハウスで「黒部ダムカレー」をいただきました

黒部ダムカレーとはご飯がダムの堰堤型に盛り付けられた
大町市の名物グルメです

黒部ダムを眺めながら食べる
黒部ダムカレーは最高
しかもお味がタイのグリーンカレー風で
スパイシーな美味しさ
良い意味で期待を裏切られました

 

ダム湖を眺めながらご飯を食べたらまた散策開始
今回はダム見学だけでなく
見学をとても楽しみにしていたものがありました

 

安全第一!熊谷組!!

 

新展望広場特設会場にある
映画「黒部の太陽」のトンネルセットです!

見た見た見た、このトンネル映画で何度も見た!
HDリマスターで詳細に見たよー!!

実際には石原裕次郎記念館から移設されたレプリカとのことなのですが、それでも大興奮です

映画では掘削場所の岩盤がグズグスになっている破砕帯に
入ると工事は八方塞がり
違う場所に試行錯誤でトンネルを掘ってみてもうまく行かず
停滞する現場、心離れていく作業員たち…
その流れからのトンネル貫通は本当にドラマチックでした

いやあ、昭和って本当にすごいですね

 

こんな山の中ですごい工事をしたんだなぁ

 

結局黒部ダムでは3時間ぐらい遊んでいたのでしょうか
いい加減先に進まないと、室堂平までの終電がなくなってしまいそうなので、
名残惜しいのですが先に進みます

 

次に進むよ!

 

お次に乗るのは黒部ケーブルカー
びっくりするぐらいの斜度を登っていきます

 

 

その次は立山ロープーウェイ
展望広場もあるようなのですが、時間が押しているの
素通りとなってしまいました

 

 

その次は立山トンネル電気バス
立山のお腹にトンネル掘るって、ほんと昭和すごい…

 

 

そしてようやく室堂平に到着!

 

室堂平に到着!

 

続きます!

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2025年秋旅行1!

いやはや、いつまでたっても夏が終わりませんね
まだまだクーラーは必須で
毎日汗を描きながら過ごしております

そんな中でもノイエイト&ロールは元気一杯です!

 

…が、今回はこぎこぎコーギースピンオフ
犬猫の写真は1枚も出てこない
カイヌシーズの夏旅行のエントリーです

 

******

 

毎年の秋旅行は
犬連れで長野県中信地区を訪れているマローネ
北アルプスの山並みを眺めてぼんやりしたり
綺麗な川沿いをお散歩したり
毎年同じようなことをしていても
とても楽しいものです

ですが唯一の心残りは
後少し足を伸ばせば訪れることのできる
黒四ダムに行く時間がないこと
仕方ないですよね、ダムまでは犬連れで行けないし
長時間車の中で待たせるのも心配だし…

思い切って今年の秋旅行は
ロールはペットホテルでお留守番
カイヌシーズは黒部アルペンルートに
長野県の扇沢から入り
富山県の室堂平まで登ることにしました

 

旅の始まり!

 

元々ダム好きなので、山の中にあるアーチ式ダムというだけで震えるのですが
この黒部の地は小説「高熱隧道」の舞台になった
ブラックすぎる労働環境下で建設工事を行った
黒三(仙人谷)ダム
長野県側からのトンネル工事の苦闘を題材にした
「黒部の太陽」の舞台になった黒四ダムと
ダム界の雄がそびえ立ち
昭和のダム建設は熱いのだ!というオーラが漂いまくっています

まずは映画「黒部の太陽」で、石原裕次郎が属する熊谷組が
死に物狂いで掘り進めた関電トンネルを電気バスで
黒四ダムまで移動します

 

破砕帯に突入!

 

出発前に映画を見て予習をした身としては
関電トンネルを通って破砕帯を通過する時は胸熱すぎて
初っ端からテンションMAXです

 

電気バスを降りて、黒部ダムへ向かおうとしたら
小さな看板で「日電歩道入り口」の看板が…

こ、これは高熱隧道にあった
黒三ダム発電所の建設資材を歩荷さんが運ぶために通った
断崖絶壁にへばりついた狭い通路である
「下ノ廊下」へ繋がる道では?!

下ノ廊下(画像お借りしました)

バスの案内をされていらっしゃる係員さんに
そちらの方へ進んでも良いか確認を取り

古びた通路を通って鉄の扉を開けました

 

人気のない通路

 

たまたますれ違った方たちは
ヘルメットやロープを装備したガチ登山の方たちで
やっぱりここは!と心震えます

 

隔世への扉

 

登山道

 

黒四ダムのちょうど反対側に
こんな場所が広がっているなんて…
静かな山の中で遠くには黒部川の流れる水音が聞こえてきます

「下ノ廊下」は登山道としてとても難易度が高く
富山県警でも特に注意喚起をしているほど

 

危ないよ!

 

きっと私たちでは一生挑戦することは叶わないでしょうが
来年以降に開放される「黒部宇奈月キャニオンルート」には
ぜひ行けたら良いなと思います
またロールはお留守番になりますが…

 

慰霊碑

 

建設工事にあたり、黒三ダムでは300人以上、
黒四ダムでは171人の犠牲者が出たそう

黒四ダム堰堤の一角には、

黒四ダム工事での殉職者171名の名前が刻まれた慰霊碑が設置されています。

昭和、やることが半端ないなぁ…

 

続きます!

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早春の安曇野旅行!

厳しかった冬の寒い日々がだんだんと減ってきて
菜の花や桜の花が愛でていたら
あっという間に葉桜の季節となってしまいました
これで辛かった別れの日々を思い出すのも一段落
これからはこの先来るであろう灼熱の日々に戦々恐々とするワタシですが
ノイ&ロールは元気いっぱいです!

またまた松本城!

3月にはロール連れで長野県の中信地区へ旅行に行ってまいりました
昨年10月にも訪れたのですが、天気に恵まれず
大好きな北アルプスの稜線が眺めることができなかったので
今度こそは良い景色を!と期待しての旅行です

今回は綺麗な山並みが見られました!

旅行といっても特別な事をするではなく
ただひたすら現地を散歩をするだけなので
ワタシが撮るスマホ写真は映えないのですが
歩いて回ることで思い出が深まったりもするのではないかと思っています

マス養殖場を横目にのんびりお散歩

ただ、もう暖かくなっているはずの安曇野も
季節外れの寒波が訪れていて極寒
部屋では暖房をガンガンに使わせていただきました

たまごの駅

前回の旅行では行けなかったたまごの駅には
今回ランチタイムギリギリに滑り込みセーフ
こだわり卵の目玉焼き、オムレツ、卵かけご飯…大満足です

最終日はお隣の大町市にある山岳博物館に行く予定でしたが
大雪の予報なので断念
早々に撤収となりました

雪がすごいよ

中央道も南諏訪から小淵沢では積雪していて
ノーマルタイヤだったので通り抜けるのに命からがら
3月下旬なのになんでこんなに雪が降っているの…

さて、留守中のノイはというと
前回の旅行ではホテルに預けてトランス状態にさせてしまい
窓から脱走して大騒動となってしまったので
今回はホテルに預けるのではなく
ペットシッターさんにお世話をお願いすることにしました

ペットシッターさんとは、自宅に来てペットのお世話をしてくださる方です
流れとしてはまず日付の予約
その後シッター利用予定日の一週間前位に自宅にて
お世話をお願いする子の性格やお世話内容の打ち合わせと
家の鍵の受け渡し

こんな書類をやり取りします

お世話を依頼した日にはまず入退室の連絡
退出してしばらくすると食事や排泄がどうだったかなど
お世話した時の様子を写真や動画と共に報告してくださいます

ちょっと緊張気味のノイ

我が家はケージの中でお留守番させているので
トイレ掃除、給餌、ちゅーるのおやつタイムをお願いしましたが
お願いすれば新聞や郵便物を取り込んでくれたり
植木の水やりなどもしてくださるようです

帰宅した時の様子もホテル泊に比べるとずっと穏やかで
猫飼いさんならホテルよりはシッターさんをおすすめします!
と書きたい所ですが、なかなか難しいですよね
我が家も知り合った方がたまたまシッター業をされていたのでお願いしましたが
そうでなければ二の足を踏んでいたと思います
ご縁というのは素晴らしいものですね

この子もお留守番を頑張ってくれました

おや、見かけない子の姿が?

はじめまして、エイトです

この子は「エイト」
私達の新しい家族です

もともとはノイと同じ家から保護された子で
我が家にて長々とトライアル期間を設けさせていただき
やっと我が家がずっとのお家に決まりました

長く保護主さん宅で過ごしていたエイト
今まで一度も人に攻撃したことが無い
落ち着いた優しい性格の子だと聞いていたのですが
来てしばらくはシャー!パンチ!おまけにガブッ!!

本気の拒絶ぶりに何度も心が折れそうになりましたが、
なんとかここまでたどり着けました
とは言っても、まだケージからはなかなか出てこず
ケージの中以外で触れられたことはありませんが…

エイトのお迎えについては、また改めてエントリーとして
UPしようかと思っています。

ノイエイト

でも来てから一度もノイやロールに対して威嚇することもなく
控えめながら穏やかに過ごしてくれているのかな?と
最近になってやっと思えるようになりました
いつか膝に乗せて撫でられる日が来ると良いな
エイト、仲良くしてね!

早春の安曇野旅行! はコメントを受け付けていません

イベント盛りだくさん!

いつも文句を言ってばかりいたくないけど…
急に寒くなりすぎじゃない?!
ちょっと前まで半袖でウロチョロしてたのに
今じゃもうヒーター点火よ?!
あー寒い寒い、ムイムイ!

そんな文句たらたらの私ですが、ノイ&ロールは元気です!

みんなでお散歩だっけ

今月はお出かけの予定が目白押しだったロール

まずはみなとみらい地区で行われた
「BAY WALK MARKET」「YOKOHAMA GOGO DOG FES」という
2回のわんこ関連イベント

どちらも開催を楽しみにして、遊びに行く予定だったのですが
BAY WALK MARKETの開催期間は
ノイ失踪事件でそれどころでは無く
実際に行けたのは次のイベントであるYOKOHAMA GOGO DOG FESのみ

前のイベントに行けなかった鬱憤を晴らすべく
準備万端、意気揚々と参戦すると
私たちが出向いた時にはまだ人出もまだ少なく
犬連れ旅用にカスタマイズされた自動車を見たり
目新しいペットフード買ったり
口内環境のチェックしてもらったり
思う存分満喫することができました

すごい人とツーショット!

帰り際にはなんとテレビ番組「ぽちたま」で
だいすけくんをはじめとする旅犬ちゃんと全国を回られていて
今は犬関連の超ビッグインフルエンサー、松本秀樹さんのお姿が!

思い切ってロールと一緒に記念撮影のお願いをすると
とても犬愛に溢れた気さくな方で
ロールのことも沢山ヨシヨシしてくださり
良い思い出がまた一つ増えました

ドレスでおめかしだっけ

お次はハロウィン
最近はハロウィンもすっかり定着したイメージですよね
ロールは近所のドッグサロンで開催された
ハロウィンパーティーに参加するためにドレスを購入

ハロウィンパーティー

貧乏人のサガとして
折角購入したドレスをパーティでしか着ないのは
もったいないと思い
ハロウィン当日は
山下公園から元町商店街、中華街エリアをぐるりとお散歩

十数年前にマロポコとハロウィンパレードに参加した元町商店街ですが
今はパレードは行わず
仮装した子供さんたちへお店の人がお菓子をあげるシステムになっており
商店街はなかなかのカオス
そんな中でもロールは落ち着いてお散歩してくれました

山下公園では外国人観光客さんに話しかけられたり
中華街ではロール初の甘栗を食したり
ハロウィンのお出かけを満喫

ハロウィンお散歩まとめ

犬が一頭になり
手が空いたのでおめかしなんてさせるようになると
出不精の私でも外に出てみようという気になるものですね
ロールはどこに連れて行ってもそんなに困ることのない
お散歩の良いパートナーとなってくれたようです

ファミリー会!

さてさてその次はコッコ&ロール実家の犬舎会に参加
本当は去年の犬舎会にも、17歳のコッコを連れて凱旋参加予定だったのですが
直前にコッコ急逝となったため欠席してしまったので
今年初めての参加となりました
ロールをお迎えに行った時にコッコを里帰りはさせてあげられたけど
やっぱり犬舎会にも連れて行ってあげたかったな…

テントで快適!

ドッグランで行われるイベントなので
テントがあると便利ですとの前日までのアナウンス

ドッグランでテントって広さ的に大丈夫なの?と思っていたのですが
実際にとても広いランで、持っていったテントが大活躍しました
コーギーが40頭以上集まると色々な子がいて楽しいですね
同胎兄妹は来ていなかったのですが
母犬繋がりの子たちと写真撮影をしていい思い出ができました

もうカイヌシーズも若くなく、長距離日帰りは体に堪えてしまうので
帰り道は沼津に宿を取って
一晩のんびりと過ごすことに

夜のびゅうお

いつもは山方面での宿泊なので
暗くなると熊さんに出会ってしまう危険があり
夜は寝るのみでしたが、そういった心配はない場所なので
夜寝る前にもロールを連れてお散歩したり、楽しい宿泊になりました
奇跡だよ!

朝の沼津港に
堕天使ロール降臨だっけ

せりの様子も見学できました!

沼津といえば漁港というイメージがあるものの
日帰り観光で行こうとすると、どうしても到着は昼過ぎごろで
その時間の港はすっかりお休みモード

今まで「沼津港ってちゃんと機能してるの?」と思っていたのですが
早朝に散歩をしてみると
フォークリフトがロールを轢きかねない速度で爆走していたり
荷物を積んだ軽トラがアクセル全開で漁港から飛び出して行ったり
港の活気あふれる空気に触れることができました

港には観光客用にセリ場が眺められる通路があり
何も行っていない時間に通ったことはあったのですが
実際にセリが行われている時間に訪れる日が来るとは思わず
本当に一泊して良かったです

帰りは三島から箱根に向かう途中にある山中城跡へ寄り道

山中城!

素晴らしい畝があるお堀が特徴的な山城跡なのですが
数年前の台風の影響でお堀が一部崩れてずっと補修されず
ブルーシートの覆いをされたまま

山中城のお掘り!

以前から気になっていたので
帰りにボランティアガイドさんに訪ねてみると
「三島市の予算が回らないんじゃないですかね?」とのこと
地質やなにかの問題で補修されていないわけではないなら
いつかまたきれいなお堀の全容が見られそうですね
気長に待つことにしましょうか

そんなこんなでロールの楽しい1ヶ月は終了
この1ヶ月はヒトイヌ共によく遊びました

三ツ星グルメが欲しいニャム

脱走事件後のノイは、変わらず穏やか?に過ごしてくれています
寒さが気になる時期になってきたので
ホカホカヒーターの上に乗ったりはしますが
ソイのように鼻水を垂らしたり
食欲が落ちるなんてこともありません

やっぱりソイは体の弱い子だったのでしょうね
ご飯の食いが悪くて寒さにも弱かったソイの事を
猫飼い初心者の私たちで十分なお世話をしてあげられていたのでしょうか
未だにソイにはしてあげるべきことを
ちゃんとできていたのか考える毎日です

ニャムー!

いつも頼もしいくらいの食欲を見せてくれるノイの様子が嬉しく
ついつい食べ物を上げてしまうので
ノイはお迎えした時よりも体が大きくなっていますね
でも良いのです、食べてくれることが一番大事
心の底からそう思います

犬と猫の正しい関係性がよく分からないのですが
ノイとロールはいつも仲良く
ワンニャンプロや追いかけっこをして過ごしています
動画のようにいつもロールが雑なグルーミング?をしているのが面白いですね
愛情表現なのか何なのか分かりませんが
あれ、逆はほとんど見かけないような?

これから年末年始にかけては飼い主的に低空飛行になりがちなので
犬猫ともに穏やかに過ごせるようにお祈りするばかりです

イベント盛りだくさん! はコメントを受け付けていません

秋旅行&ノイ逃走!!

今年は本当に暑い日が続きましたね
10月に入り、少し気温が落ち着いてきた頃に
毎年恒例の長野県中信地区への旅行に行ってまいりました

松本城だっけ

去年はミルクロールでの旅行でしたが、
今回のお供は完全自走式のロールのみ
ここ数年はシニア犬の負担を避けるため
お散歩は控えめの旅行プランだったのですが
数年ぶりに長距離お散歩解禁です!

縄手通りで記念撮影!

松本では古い映画館が軒を連ねる上土通りを抜けて
お城北側のお屋敷街を見て回ったり

安曇野らしい風景!

安曇野では、清流沿いにわさび田やマスの養殖場を眺めながらの
お散歩したり

夜は山岳博物館で購入した
カモシカくんと晩ごはん

今回の旅行ではイマイチ晴れ間に恵まれず
北アルプスの山並みは見られませんでしたが、
街でのお散歩をじっくりしたおかげで、
前よりもずっと街が身近に感じられました

旅行の間、ノイは近所のペットホテルにて初めての外泊
帰宅してお迎えに行くと
「ノイちゃんのお顔、一度も見られなかったわ〜」
とオーナーさんの弁

預けたホテルでは、6畳ぐらいの一室でフリーにノイを過ごさせてくれていたのですが
夜にガサゴソ音はすれども、
オーナーさんが部屋に入るとどこかに身を潜めてしまっていたようです

ごめんごめん、またお家でゆっくり過ごそうね
そんな言葉をかけながら連れ帰って、秋旅行の行程は全部終了

帰宅翌日は私達も急用が入り、夕方前に慌ただしく過ごしていました
旅行明けとあって注意力が散漫になっていたのでしょう
ミナミノマドの網戸ロックをし忘れ、ロールと一緒に外を見ていたノイが、
網戸の隙間を開けて飛び出してしまいました

慌てて後を追いかけましたが、まずは隣のお宅のウッドデッキ下に潜伏
中に入れていただこうとインターホンを鳴らしてもお留守なようで、
見ているだけでどうすることもできません。
我が家の周りは
壁に挟まれた細い抜け道、程々の高さの塀、隠れるのに絶好な茂み…
猫のための理想のテーマパークのような場所で
人や車の往来を全く心配せずにかなり広範囲を行き来することが出来ます

ノイは姿を消したり出したり…

追って遠くに逃げられても困る
何とか姿の見えるうちに捕獲したい
でも私たちの力で捕獲するのは無理だと思い
テレビ番組でも良く取り上げられている
「ペット探偵」さんのお力を借りることにしました

ノイが行方不明です!

ペット探偵さんとは行方不明になってしまった
ペットの搜索や捕獲を主な仕事内容としていて
我が家でお願いしたのは猫専門の探偵さん

まずはフリーダイヤルに電話して、失踪したペットの情報を説明
クラウド上で契約書類の取り交わした後
代金の振込をする流れです
(この辺りは業者さんによって違ってくるかもしれません)

今回は16時に依頼して、契約手続きを済ませると
その日の夜20時には探偵さんが現地到着してから作業開始
その時にはノイが家の周りをウロウロしていました

捕獲器!

ノイはある程度居場所が確認出来ているので
作業は捕獲メイン
探偵さんは捕獲器とカメラを玄関前と裏庭へ設置した後は
チラシをポスティングをして下さったり
家の周りをウロウロしているノイの様子を見張って下さったり…

周辺の見回りで、我が家の周りにいる猫は
「ポワポワ(隣家の猫1)」「茶白(隣家の猫2)」「第三の猫(野良猫)」の3匹
みんな代わる代わるでわが家に出入りしていることがわかりました

ノイは家の周りには居るものの
手を伸ばして捕獲ができるような場所には居ないので
探偵さんは夜23時くらいから明け方午前4時まで
ずっとノイの動向を見張ってくれていました
ノイは何回かは玄関前に設置した捕獲器の周りをパトロールすれども
捕獲器には入らず、1日目は終了

2日目

探偵さんの捜索第一部は14時から17時まで
猫は夜行性なこともあるためか
この時間はどの猫の姿を表さずに終了
次の捜索は午前2時から午前6時の予定

探偵さんが一時撤収された18時頃
やっぱり昼間は行動しないのかな等と話しながら
ロールの散歩から帰ってくると
裏の通路に設置した捕獲器がガタガタ揺れていて
中に猫が入っていました

ノイじゃなかった…

「ノイがかかった!」と思ったのもつかの間
入っていたのは第三の猫さん
捕獲器に他の子が入った旨を探偵さんに連絡して
捕獲した子を外に出します

探偵さん曰く「一度捕獲器に入った子は
よっぽどのことがない限り捕獲器には入らない」とのこと
フムフムと思いながらメッセージを読んでいましたが
大間抜けな私は全く失念していたのです
ノイには捕獲器で保護された経歴があることを…

探偵さんとのやり取り

その後19時頃にノイが我が家の周りにやってきたので
名前を呼んだりしましたがしばらくすると逃走
日が変わった午前2時に探偵さんがやってきてカメラを確認すると
23時頃に捕獲器に頭を入れるノイの姿が映っていました

探偵さんは手動の捕獲器を設置すると近くに置いたテントの中で
午前2時から午前6時まで待機してくださいましたが
ノイは現れず姿を消したまま、朝を迎えました

3日目

探偵さんは20時から深夜0時までの手動機で捕獲するために
テントで待機して下さいましたが
ノイの姿は現れず、裏のお宅に設置させていただいた捕獲器に
茶白ちゃんが掛かるのみ

探偵さんに依頼している作業時間の残りはあと4時間
翌日の予報は雨ということで次の捜索は明後日ということになりました

4日目

朝から雨
玄関に設置した捕獲器の中にはポワポワが入っており
これで家に集まる猫はノイ以外の全員が捕獲器にかかりました
ノイは2日目の夕方に姿を見せたきり、3日目、4日目は全く姿を表しません
探偵さんに捜索を依頼している時間内の捕獲はもう無理だろうと
作業時間終了時に返却する捕獲器やカメラの代替を手配し始めました
そして、ノイを譲っていただいたTNRの団体さんに
「ノイを窓から逃してしまった」と報告を入れました

大人げないのですが、やっぱり言いだしにくかったのです
電話口で泣きながら逃がしてしまったことを謝罪しました

団体の方は私を責めることようなことは一切口にせず
ノイの今の状況を聞いて、たくさんのアドバイスを下さいました

ノイは捕獲器経験があるから当分捕獲器にはかからないだろう
捕獲器の扉が閉まらないようにして、
今集まっている子達には囮として捕獲器の中のご飯を食べてもらい
時間がかかるかもしれないけど
とにかく捕獲器への警戒を薄めること

2日間姿を見せないのはまずいから
ポスティングだけではなくて電柱にたくさんチラシを貼って情報提供を求めること
(これは探偵さんに難色を示されましたが…)

外で名前を呼びながら捜索すると帰る家が分からなくなるから
家の窓から朝晩名前を呼ぶこと

「探偵さんは捜索のプロかもしれないけど、こっちは捕獲のプロよ!
捕獲器を警戒する子だって何匹もこうやって捕獲してるから!!」

そんな力強い言葉に、どれほど力を分けていただけたか…
とにかくノイの姿を見たい一心で
家の窓から何度もノイの名前を呼びました

捕獲器にかかっても懲りずにやってくるポワポワちゃん

5日目

朝から雨
裏のお宅のお庭に仕掛けさせていただいた捕獲器には
何と狸が入っており、ノイの安否が猛烈に不安な気持ち

静かな時間に窓から何度もノイの名前を呼んだり
雨が上がった後は出ていった窓の下に
ノイが好んで入っていた段ボールと
トイレのペレットを入れた容器を置いたり
夕方には電柱も乾き始めたのでチラシ貼りを始めました

電柱にチラシを張ると何か言われてしまうかなと心配もあったのですが
探偵さんが近所のお宅にチラスをポスティングしてくださっていたおかげで
チラシを張っている私を見ると「まだ見つからないの?」と声をかけて下さる方がいらっしゃったり
皆さん好意的で救われました

18時半ごろ
チラシを貼るためのテープを買いに出かけて帰宅すると
玄関横の「キタノマド」からロールのサークルの上に乗ったノイが
外にいる私の姿をじっと見ていました

そう、不用心ですが背に腹は代えられず
私はノイの出て行ってしまった「ミナミノマト」を開けっ放しで外出していたのです
慌てて家の中に入り、開いていたミナミノマドを閉めると
そーっとノイへと近づきます
ノイはまだかなり興奮状態で私が近づくと部屋の中を駆け回り
ミナミノマドや台所の窓に体当たり
最後にキャットタワーに登った所でちゅーるを食べさせたら
やっと落ち着きを取り戻しました

ニャムー!

その場で夫、保護団体さん、探偵さんに戻ってきたと連絡を入れました
探偵さんは最後4時間の作業に入るためにちょうど我が家に訪れる所で
帰還したノイの姿を見て一緒に喜んでくださいました
もう会えないと思っていたノイが、まさか自分で帰ってきてくれるなんて…
夜を徹して捕獲に当たって下さった探偵さん、本当にありがとうございました。
もうお世話になる事が無いよう、しっかりと注意したいと思います。

大冒険だったニャム

我が家で暮らすようになってまだ半年ほどしかたたないノイ
元は兄弟仲良く暮らしていたのに、一人っ子にしてしまったのが少し不憫で
事あるごとに「うちの子になってくれましたか?」と話しかけていました
外で心細い思いをしただろうに自力で家に帰ってきてくれるなんて
ちゃんとうちの子になっていてくれたのですね
本当にまた会えて良かった、その言葉しか出てきません
奇跡が起こったのだと思っています

ノイちゃんが居なくて寂しかったっけ

ノイは特に目立った怪我もなく元気そう
翌日には病院にも連れていきましたが
「特に問題なさそうだよ」とのこと
(まだ興奮状態なので、詳しい検査はもう少し後にする予定です)

本当にごくごく家の近所で身を隠していたのかもしれませんね
この幸運がまた手から離れてしまうことが無いように
今後はちゃんと戸締まりに気をつけたいと思います

ノイ、帰ってきてくれて本当にありがとう
これからもずっとずっと側にいてね

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春の伊豆旅行!

ソイとのお別れと前後しますが
3月にはロールを連れて西伊豆へ
一泊旅行してきました

(宿の予約をした時はミルクロールで行けると
思っていたのに…)

犬連れで伊豆を訪れることは久しぶり
2018年の下田旅行以来かな?
助手席専門の私が言うのも何ですが
いつもの安曇野遠征より近くて移動が楽ですね

箱根から三島に抜けて西伊豆を目指すコースで進路を取り
いつか犬連れで来てみたいと思っていた場所に
念願叶って訪れることが出来ました

山中城跡公園です!

この山中城跡はカイヌシーズだけで何度も訪れていて
とてもお気に入りの場所
写真にはないのですが
芸術的な掘りっぷりのお堀が圧巻で超Coolなのです!

山中城!

晴れたら富士山の絶景も楽しめる場所なので
旅行でも見られるのを期待していたのですが
車を降りる直前までかなりの雨降りだったので
残念ながら見る事はできませんでした

富士山が見たかった!

お城なので所々階段はあるものの
芝生がきれいに広がり
ロールもなんだか楽しそう
雨上がりなのでお腹が泥だらけにはなりましたが
楽しい散策となりました
お城散歩が終わったら次はお昼ご飯に食べに
静岡が誇る炭火焼きレストラン「さわやか」さんへ

ロールのお迎えに行った時も利用したさわやかさん
その時は静岡県中部ということもあり
一時間ほどの待ちで店内に入れたのですが
今回は伊豆の入り口付近の店舗なので2時間待ちとの事

しかし並ぶのは想定済み

お店のシステムが良く出来ていて
スマートフォンからあとどれくらいの待ち時間かが
確認できるようになっているので
待っている間はロール連れでぶらぶらと散歩することに
予め決めてありました
日差しがきつくて最後の方は無言になりましたが…

やっぱりげんこつハンバーグ!

とてもおいしくて大満足!
でも、駐車場に停まっている車はほぼ他県ナンバーだし
あんなに混雑していて
地元の人は本当に利用出来てるのかな?

さてさてご飯を食べたら海岸線を走りながら
目的地を目指します

安定の変顔ロール

途中で大瀬崎海岸に寄って
灯台までのんびりお散歩
初めて訪れた場所ですが
スキューバダイビングが盛んな所なのですね
ロールは初めての海が怖かったみたいで
波打ち際に行くのは頑なに拒否していました

いつも山方面にばかり行っているマローネなので
海の景色が珍しくて仕方ありません
朝も張り切ってお散歩です

水門水門!

今回は土肥に宿を取ったのですが
海岸の津波対策がものすごいですね
漁港には背の高い防波堤
海岸に沿って防潮堤にがあり
所々に門扉(って言って良いのかな?)が
たくさんついています
水門好きの私は
ロールと記念撮影せずにはいられません

海と桜とロール

今回の旅行、桜の事は全く頭になかったのですが
思いがけずソメイヨシノの満開の時期に当たったようで
もうこれでもかという程
ピンクや白の桜の花を満喫できました

なんだかセットみたいにキレイ

この写真の撮影場所は
他の場所で桜の写真を一生懸命取っていたら
地元の人が近所にきれいな枝垂桜があると
教えて下さったので行ってみた所
写真下手の私でも
何となくきれいに撮れてしまう背景の良さ!
今回の旅行で5年分ぐらいの
お花見を楽しんでしまいました

最後は伊豆スカイラインを通って家路へ
途中にあるビュースポットをお散歩しつつ記念撮影
今回はロールの写真をよく撮りました
被写体が一頭だと
写真も随分と撮りやすいですね

最後にまた記念撮影!

楽しい春旅行でした
その後に辛い辛い別れが待っているとは
思いませんでしたが…

春の伊豆旅行! はコメントを受け付けていません

2022年11月まとめ!

早いものでもう11月
年末を意識するような季節となってきましたね
暑さともほぼ無縁で犬連れでも快適なこの時期に
毎年恒例長野県中信地区への旅行を敢行しました!

廻る場所は毎年同じようなコースになってしまうのですが
年に一度しか訪れられないのですから
とてもエキサイティングです

本当はコッコも連れていけると思っていたんだけどなぁ
車内にアオォ声がないのが寂しい、本当に寂しい…
(以下写真多めの手抜きエントリーです)

みんなのテンホウで季節限定メニューの
サバ味噌ラーメン!

松本城の周りをのんびりお散歩!

長峰山展望台で有明山や燕岳の景色を眺めたり

この後は後ろに映る燕岳の登山口にある温泉に行くよー

その前にたまごの駅にて無限卵かけご飯で腹ごしらえ

温泉に行く途中にある有明山神社!

鷹狩山展望台では爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳まできれいに見られました!

この旅行は、犬と一緒にのんびり過ごせる場所に行くことが多いので
パピーでまだパワーあふれるロールには物足りなかったかも
まあ、ロール一頭になったら
旅のスタイルも変わるかもしれないから
それまでは我慢してね

ソイはお留守番!

今回ソイは家の超近所にあるペットホテルにお世話をお願いしました
とても快適な滞在だったようで
心配だったご飯の食いつきもそんなに悪くなかったそう
歩いて連れていける距離に素敵なホテルを知ってしまったので
今後はお世話になることになりそう

さてさて、旅行から帰ってくると
なんだかミルクのご飯の食べが良くありません
「旅行の疲れかな?」などと思っていたのですが
日を追うごとに減っていく食欲

食欲不振にはトラウマしか無く
もうミルクも居なくなってしまうのかと暗たんたる気持ち
膀胱炎後の経過観察の血液検査を兼ねて
動物病院に連れて行きました

通院は楽しい様子

血液検査の結果は
以前からもともと数値が怪しくて
膀胱炎で飲んでいたステロイドのせいか見極め中だった
腎臓の値が爆上がり
これじゃ食欲が無くなるのも仕方がないとは言われてしまいました

検査結果が真っ赤っ赤!

4頭目にして初めてのステージが高い腎臓病
でも15歳5ヶ月まで頑張ってくれたのですから
御の字なのでしょうね

先生からは一週間自宅で皮下点滴をするようにとの指示
点滴すればご飯も食べられるようになるし
今より元気に動けるようになるよ、とのこと

自分で針を刺して点滴するのか
太い針の方が点滴が終わるのが早いならそっちを選ぶけど
ここまで生きてきて
こんなふとん針みたいのを家で刺されるとは
ミルクも思ってなかっただろうな…

また介護スキルが上がりました

点滴の効果は絶大で
病院に連れて行った日は車椅子で立ち上がることも難しい様子だったのが
また元気に動き回れるようになりました
ご飯もまあ食べられているし
尿の毒を出してくれるらしい黒い薬と
リンを吸着して出してくれるらしい茶色い薬、
あとは自宅点滴の効果で少しでも数値が下がることを祈るしかありません
DMの後足麻痺も進んできたし
ミルクって頑張ってくれてるなぁ…

家族とのお別れは年間一頭までだよ
犬も猫もご飯をたくさん食べて生命力を見せてよね!
それが一番の願いですよ!!

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