マローネ地方でも今年初の積雪があり
これで寒さの底は抜けたのかな?
毎年借景を楽しませていただいている
隣家の梅の木も花の蕾が膨らみ始めてきました
ですがその開花を待たず
我が家のおこりんほちゃん、四女ミルクが
令和5年2月8日午後6時40分ごろ永眠しました
年齢は15歳7ヶ月17日
四姉妹の中では一番の早逝ですが
犬種的には長生きしてくれた方なのではないでしょうか
写真は1月末の通院時のもの
もぐもぐ体操効果で食欲旺盛
腎臓の数値も補液などの処置でコントロール出来ていて
ミルクは病院が嫌いだから
次回からは補液セットだけ病院に貰いに来ようね
そんな話をしていた矢先のことでした
体操効果でご機嫌にご飯を食べていたミルクが
急にご飯を食べ渋ったのは2月3日金曜日の朝のこと
その時はチュールを混ぜて完食しましたが
夜ご飯は全く口にしません
何だろう、体操が足りないのかな
それともご飯を食べ渋ると私が不機嫌になるから
萎縮して食べないのかな
そんな風に考えて
翌朝はじいや君にご飯介助をお願いしようと思いました
ですが明け方近くにミルクが激吠えしたので
サークルを見ると激しく下痢をしていて
それは朝まで断続的に続くとやがて血便になりました
当然食欲も無く
シリンジでミルクを飲ませても吐き出します
この症状はコッコが逝った時と同じ消化吸収エラー
しかもかなり末期だと思いました
私達はもう車に乗せて病院に連れて行くことはせず
自宅で皮下補液をして少しでも穏やかに
体もピカピカにして送り出してあげたい
そんな選択をすることにしました
それでもロールの通院で病院へ行く用はあったので
ミルクの状態を話すと
「見ていないから断言はできないけど
年齢的に体が老いて機能しなくなるいわゆる老衰だね」
と私達と同じ見解
補液パックの数がミルクに残された命の日数かと思うと
辛いものがありましたが
追加で補液パックをもらって帰りました
補液をしてあげると体が楽になるのか
飲食しないだけで割と普通な老犬として過ごしていました
もしかしたら何か口にしてくれるかも?と
ボーロなどを鼻先に置いたり
口にチーズを入れても無反応でしたが…
夜中の激吠えに困りつつも元気な証拠だと思って
補液パックが足りなくなっちゃうかも?
私が休みの木曜日にはまたお散歩に行って写真を撮ろう!
そんなこと考えていたのですが
叶うことはありませんでした
2月8日、最後の日
(とはいってもまだ逝くとは思っていませんでしたが)
私は仕事だったので午前中在宅勤務のじいや君から
様子を送ってもらいつつ急いで帰宅
少し苦しそうにはしていましたがまだ大丈夫そう
先にロールの散歩を済ませてから
いつものように撫でたりブラッシングしたりして
ゆっくりミルクと過ごそうと思ったのですが
散歩から帰ってきて、ミルクの体を数回撫でたところで
呼吸が止まり、長い眠りについてしまいました
みんなみんな居なくなってしまいました
送り出す前日には花屋さんに行って
菜の花やチューリップなど
この先一緒に見ようと思っていた花々で
花束を作ってもらいました
お店の人が、花束にした花のうちの一つには
「たくさんの幸せがありますように」
という花言葉があると教えてくれました
我が家に来て15年と数ヶ月
ミルクは何も疑問に思うことなく過ごしていたと思いますが
私は本当にたくさんの幸せを与えてあげられていたのでしょうか
四姉妹の末っ子だったミルクは
マロポの介護が始まった頃はまだ元気いっぱい
私は理不尽なぐらい叱っていたのではないかと思います
ポッキーとマロンが居なくなり
ずっと一緒に過ごしていたコッコも居なくなり
病気でご飯の食べが悪くなっても私は怒ってばかり
おまけにロールはいつも全力で向かってくるし
そのせいかどうかは分かりませんが
不快なことがあるととても良く怒るようになった
我が家のおこりんぼちゃん
朝晩下半身を洗うために抱っこした時に
私が作詞作曲したミルクの歌を歌うと
顔をペロッと舐めてくれるのがルーティンでした
もう少し長い間一緒に居られると思ったんだけどな
怒ってばかりでごめん
優しい言葉をかけられなくてごめん
お疲れさま
ゆっくり眠ってね
4頭みーんな居なくなってしまいました
何年も続いた犬介護もこれでひとまずおしまい
今はもう4頭で過ごしていたことが夢の話のようです
寂しい、寂しい、寂しい…