ジーク・ジオ! Geek・GEO?

先のエントリーで、人工衛星やISSの観測が好きとカミングアウトしましたが、当然アッチも大好きです。
そう、人工衛星に測定してもらう例のアレです。Global Positioning System、GPSです。
 

SKY
空の旅では窓際が好き

 
 
ドライブだけではなく、飛行機に搭乗する際も測定したいので、スマートフォンだとちょっと、、、
という事で、ワタクシはGPSロガーを愛用しております。
GPSロガー & Macについて書いておこうかと思います。

私が愛用しているのは、HOLUX m-241 というGPSロガーです。

HOLUX m-241
コダックのTMAXっぽいデザインですね。

 
 
m-241は、GPSロガーとして10万ポイント(FirmwareV1.13)のログが可能です。電源は単三電池、もしくはUSB miniBから給電できます。単三電池での公称は10時間作動ですが、実際つかってみてもそんな感じです。記録できる量からすると、バッテリーの持ちは、ちょっと悪い感じです。一応、バッテリー残量表示をしてますが、これはちょっと怪しいです。切れるときは突然切れます。また、ログをとりながら電池切れを起こすと、ログが消えちゃう事があります。ファイルが壊れちゃうんでしょうね。

従いまして、私の運用方法ですが、車で使うときはシガーソケットからUSB給電。フィールドでは、eneloopを2本使った、半日ローテーションで電池切れを防いでいます。公式アナウンスでは「充電式を使わず、アルカリ乾電池を使うように」とあるので、この辺は自己責任で。

小型で高感度、バッテリーも内蔵・充電式のロガーが増えてきているなか、なぜ m-241 にしたのか?
実はこの m-241、Bluetooth I/Fを搭載していて、SerialPortProtocols:SPPで、Macにデータが転送できるのでした。コードレスでデータ転送できるのはとても便利です。当時これぐらいしか、無かったんじゃないかな〜
 

m-241 SPP Connect
Bluetooth 環境設定から接続します。

 
Macが m-241 と接続するために、SPPの設定を行います。要はMacOSがSerialPortをアタッチする名付ですね。通常はSPPSlave-1 などが自動的に設定されます。Macとm-241がSPPで繋がったら、次はデータ吸い上げソフトの起動です。
データの吸い上げには、HoudahGPS というフリーウェアを使います。
 
Houdah GPS
簡単にデータが取り出せます。

 
「Name」という欄に、先ほど設定したSPPの名称を選択し、取り出したいファイル形式を選択します。Adobe Lightroomなどで、写真に位置情報を付加するのであればGPX形式、GoogleEarthにマッピングするのであれば、KML形式を選択します。ひと通りパラメータを設定したら、右上の「Acquire」を押すと、ファイルが出力されます。操作はいたってシンプルですね。

SKY723便
SKY723便にて、北海道へ飛んだ時のログです。

 
KML形式のファイルであれば、こんな感じで GoogleEarth にマッピング可能です。
ワタクシは旅行中の移動マッピングや、写真の整理に、GPSログを取るのが、とても好きなのです。
なんというか、人工衛星と繋がっている感が良いじゃないですか。

嫁さん曰く「何がそんなに楽しいのか、サッパリ分からん、プイプイぷ〜」との事。
重力の井戸の底でホゲホゲしている君たちオールドタイプに、このロマンは理解できんだろう。
さてさて、梅雨ももう少しで終わりです。夏休みがとれたら、コイツをぶら下げてトレッキングにでも行こうかな。
 
 


 
 

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