気候変動に体調が追従できない年頃になってしまいました。
暑いんだか寒いのだか、ハッキリしてほしいです。
さて、友人や近親者が続々とジコチュー化し、
ご子息、ご息女に浄化されている様子が伺えるようになってきました。
そろそろ新キャラ登場、新グッズ発売ですね。
もう、胸がドキドキというより、ハラハラしている事でしょう。
おじゃ魔女ドレミ以降、なんとなく見始めて10年。従兄弟の娘さんに、
「おじちゃんは、君が生まれる前から、プリキュア観てるんだよ〜」と言って、
ガン無視されたワタクシが、身近なプリキュア初心者のA君やO君などなど、
ごく身近な人達にだけ送るプリキュア・レポートです。
※自分のBlogって、こういう時に便利ですな。
昔から、女の子向けアニメの定番といえば、魔法少女シリーズではないでしょうか?
それが、魔法騎士レイアース、美少女戦士セイラームーンときて、伝説の戦士プリキュアと派生しているような気がします。
女の子も男の子と同じように、戦ったり暴れたりしたい!という思いをくんだのだと理解しています。
ただ、戦闘シーンであっても、殴る蹴るといったアクション、顔や身体への直接的な攻撃シーンを描かないなど、
子供たちに安心して、観てもらえるよう、とても注意をはらっているのが分かります。
そんな子供たちに優しいプリキュアですが、ご両親、おじいちゃん、おばあちゃん達にとっては、
とても戦術に長けた老練な戦士であることをご存知でしょうか?
ところで、少し話は変わりますが、日曜日の朝、プリキュアと並ぶ人気番組といえば仮面ライダーです。
どちらも4クール、つまり1年間放送する番組です。
通常、テレビ番組は、4〜6月、7〜9月、10〜12月、1〜3月と、四半期枠/1クールで構成される事が多いのですが、プリキュアも仮面ライダーも特殊な枠で構成されています。
仮面ライダーは9月初回〜翌年の8月で最終回、プリキュアは2月初回〜翌年の1月最終回です。
正確には、いわゆる平成仮面ライダー、クウガ〜キバまではプリキュアと同期していたのですが、ディケイドで調整して、ダブルから現在のスケジュールに変更されています。
これは何故でしょうか?
放送スケジュールが変更された、仮面ライダーダブルは、もちろん内容は素晴らしく面白かったのですが、素晴らしかった記録がもう一つあります。それは、グッズの売上です。バンダイでは、それまで売上No1は、不動のガンダムだったのですが、ダブルでガンダムに追いつき、次作のオーズでガンダムを抜いてしまったのです。
仮面ライダーは、ベルトや武器、人形など、多くの関連商品が販売されています。最近ではロボットなんかも登場しますね。当然、子どもたちは欲しがる訳ですが、これらは割りとお値段もヨロシ。何か理由がないと、おいそれと買い与える訳にも行きません。そこで、放送開始スケジュールの調整です。
9月から開始し、1クール分でストーリー的な山谷を終える頃には、クリスマス商戦とお年玉の時期がやってきます。そして、新学期、GW、お盆の帰省時期なんかが商品販売に影響を与えそうな年間イベントです。なるほどね〜、と思っていたらこの戦略、プリキュアを参考にしたのだと、後で知りました。
プリキュアも関連グッズの販売が重要な訳ですが、「ふたりはプリキュア」「同、マックスハート」、「同じく、スプラッシュスター」と続けていくうちに、グッズの売上が低迷。一時はシリーズ存続も危ぶまれたのだそうです。この時、関連商品を扱う業者が協力しあう体制ができたんだとか。当然、皆で知恵を絞ったそうです。
プリキュアの場合、仮面ライダーほど大型グッズはなく値段も少し低いレンジが多種多様にあります。
2月から開始することで、新学期の文房具商戦から始まり、お友達とお揃いの人形やグッズ、GWに家族と買い物をして、お盆は帰省。パジャマや可愛い洋服を、おじいちゃん達が用意してくれています。そしてクリスマスにお年玉です。
ライダーもプリキュアもそうなのですが、シリーズ中、新たな仲間が登場したりするのも定番です。
強敵の出現による戦力の低下、新たな仲間の登場、そして新たな能力の覚醒や武器の形態変化や進化。
子どもたちはワクワクしながら、1年間のストーリーを楽しむことが出来るわけですが、その裏には、
キャラクターグッズ販売という、もう1つの戦いが展開されている事に、注意しておく必要がありますね。
「お財布の中身を無くした悲しいお父さん、キュアじいやが、胸のどきどき、、、」増幅させちゃったかな?
僕のお友達のお父さんたち、お子様が喜ぶクリスマスプレゼントにむけて、頑張って働こうね〜!