身近な人間に、割りとガチなオーディオマニアがいました。
「好きなだけ資金を投入していいなら、どんなオーディオを組むの?」と問えば、
「機材はもう、あるので十分。半地下のオーディオ室と完全な空調、あと・・・
 オーディオ専用に発電機がほしいな。」と真顔で答える強者でした。
 
半地下だと音響環境がどうだとか、完全な空調が如何に大切か、
そして、オーディオ専用の発電機による、クリアな波形がどうだとか。
 
ネタなのかと、再度問うと一言。「追求してみたいじゃん、本物以上の再生環境をさ!」
 

ピュアオーディオ、とは家庭用の音響機器による音楽再生に究極の音質を求めるカルト宗教またはエクストリームスポーツである。

〜 出典:アンサイクロペディア/ピュアオーディオ
 
なるほど、これ以上深入りしない方が良い世界なんだなぁ〜、と学んだ瞬間でした。
 
小学生の時に買ってもらったSONYのラジカセ以降、アキバのジャンクで買ったステレオ、職場の創立?周年のイベントのビンゴでゲットしたミニコンポと、特にこだわりもなく、適当に手に入る機材で音楽を楽しんでおりました。

こだわりもなく、素晴らしい耳があるでもないワタクシですが、ひょんな事でコイツを手に入れ、目からウロコならぬ、耳からコルクが抜け落ちたような感覚を味わってしまいました。
 
 

AntelopeZodiacDAC
Antelope Zodiac DACです。

DACとは、もちろん Digital to Analog Converter の事で、PCM音源をパソコンの外部で再生する装置です。
もともと、ノイズの塊であるパソコンの中は、綺麗にアナログ波形を再現するには酷な環境です。
とはいえ、コストと性能の最適化がなされている昨今のパソコンであれば、そう悪くもないハズです。
実際、iMacに、外部アンプとスピーカーをつないで満足していましたので。でも、DACは別格でした。
 
割りと大きな音で、村治佳織さんのギターを聴くけば、フィンガーボードの上の手の気配が、Norah Jonesさんを聴けば、ちょっとハスキーな息遣いが。音源の細部を、クッキリ再現している感じです。

音楽の再生では、高音域、低音域を抑えめに、中音域を厚めにセッティングするのですが、そんな好みとうまく適合したのかもしれません。マニアンな方に言わせれば、「全然違うじゃん。比べるまでもない」と一喝されそうですが、まぁ、そんな感じで音楽を気持ちよく聞く環境が出来上がったのでした。
 
フィーリング的なインプレッションはここまで。以降は Zodiac DAC に関する情報をメモメモ。
 
 

AntelopeZodiacDAC
フィギュアやPS3のコントローラも置けたりします。

 
 
Macとの接続は、付属のUSBケーブルをおすすめします。割りと良いのが入っています。
Toslinkオプティカルでも接続できるのですが、MacOSXは UBS Audio Class2.0まで対応しているので、ハイスピードモード(480M ビット)、最大192KHz のサンプル レートまで設定可能。Zodiac DAC Silverではこれが最大値。因みにToslinkだとココまで出せないみたい。
そういう事なので、iMacとはUSBで接続し、PS3とはTosLinkオプティカルで接続しています。
 
 
OSX_Audio_MIDI_Setup
サンプル・レートはAudio & Midi Setupで設定します。

 
 
オフィシャル情報によれば、Mac OS X Mountain Lion (10.8) はまだ正式に対応していないようですが、ウチのiMacでは、問題なく動作しています。
 
 
AntelopeZodiacDAC
アルミ削り出しのメインボリュームが逸品

メインボリュームも、その隣のヘッドフォンボリュームも、とても滑らかに回ります。
PowerMateもそうなのですが、こういったアルミ削り出しのパーツに弱いんですよねぇ。

Antelope Zodiac DAC、さらなる高サンプル・レートに対応した上位機種や、DSD音源に対応した最新モデル Zodiac Platinum のニュースも出て来ました。
個人的には、このシルバーですら、コストに見合う音響環境の向上が図れているのか、疑問の余地があります。
しかし、パソコンで音楽を聴いたり、映画を観たりする時間が増えてきている昨今、ちょっとお耳に贅沢な選択をしても良いかもしれませんね。

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