こぎこぎコーギー

歩くロールケーキ、コーギーが4本!

犬の幼稚園!

折角お隣の梅の花が咲いたのに
もうマロポコミルクの誰も居ないなんて…
寂しい、寂しい、寂しいよー!!

しかし、我が家にはこの時に備えて(?)お迎えした
5頭目コーギー、ロールが居ます

上の子たちとは違い
きっと一頭で過ごすことになるロール

怖いことがあっても誰も守ってくれないし
何でも自分だけで対処しなくてはなりません

なのでお迎えしてから社会化にはかなり力を注ぎました

他の子と穏やかに過ごせる子になるように
パピーパーティーなども行かせたかったのですが
距離や教室の感じでピンと来る所がなく行かせずじまい
犬の幼稚園は車の送迎が必須な場所にしかないので
現実的に難しい

なのでロールの他犬とのコミニュケーションは
飼い主たちで何とかするしかなく
それなりに頑張ったお陰で
困らない程度に育ってくれました

猫とも仲良く過ごせます

そんな私たちの散歩コースに昨年12月
犬のための複合施設

ルリエドッグサロンさんがオープンしました

施設の内容は

犬のデンタルケア
ドッグボディーケア
ドッグヨガ
ナチュラルドッグフード

などの取り扱いと

犬の幼稚園(CocoA DOG KINDERGARTEN)というもの

そしてその幼稚園はいつも通っている
新横浜ドッグランの関連会社が運営しているそう

散歩がてら登園させて帰りも歩いて迎えに行けるし
朝9時から午後6時までの間預かってもらえるのも
介護犬が居る我が家ではとてもありがたいと思い
幼稚園の説明会に参加しました

色々な形の犬の幼稚園があると思うのですが
こちらの幼稚園、ココアドッグキンダーガーデンさんは
1歳を超える子でも入園可能

登園犬同士でわさわさ遊んだりするのではなく
遊び相手は基本的にスタッフ犬というスタンス
(フリーにしておくとトラブルが起こりがちとのことでした、納得)

お散歩やトレーニングをしたり、
掃除機などの生活音や花火、雷などの音を聞いたり
スタッフやスタッフ犬と遊んでもらって一日を過ごすというものでした

一日の流れ

なので体験登園時に一時間程度のカウンセリングがあって
自分の犬がどんな事が出来て
どんなことが苦手なのかなどをシートに記入しました
(たしかその順序だったはず)

困っていることは飛びつき
出来ることはフセとオイデだけ
そんな風に記載したと思います

施設の雰囲気も良いし
家族以外の所で過ごす経験もさせようと
登園を続けることにしました

幼稚園のスタッフ犬と一緒

初回こそ少しソワソワしていたものの
総じて楽しく過ごしていたようで
迎えに行くと必ず「今日も元気でした!」と言われるロール

一日の様子はLINEで写真などが届きます
(この為だけにLINEをインストールするのは
かなり抵抗がありましたが)

今日も元気一杯!

日によってはスタッフ犬や他の登園犬がおらず
犬はロールだけ、なんてこともあったので
犬慣れを主眼にして通う場合は
他の子がいる日なのかどうか確認したほうが良いのかもしれません
(これはオープンしたてでまだ登園犬数が少ないからかも)

爪切りの練習も!

ちなみにLINEのアルバムって、スクショ以外に保存方法ってあるのでしょうか?
できたら入園時に貰った登園手帳に
プリントアウトした記録を綴り込みたかったな

元気一杯すぎてルイ君も引き気味!

12月から2ヶ月、体験入園を含めて9回の登園でしたが
通わせて良かったと思います
ロールは基本的に陽キャなコーギーだと再確認できたし
とても集中力が付きました
その子の悩みに応じたトレーニングをしてくれるので
ロールはお座りやリーブイット(こっち)のコマンドも覚え
悩んでいたドッグランでの他の飼い主さんへの飛びつきも
ほとんど見られないように
飼い主は迎えに行く時に目にするトレーナーさんの接し方を見て
ああ、こうすれば良いのかととっても良い勉強なりました

後は私達がこの状態をいかにキープできるかに
かかっていますね

犬の幼稚園、オススメです!

でも、最後の登園日は
いつも一緒にお迎えに行っていたミルクが居なくて寂しかったな…

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急すぎです!

マローネ地方でも今年初の積雪があり
これで寒さの底は抜けたのかな?
毎年借景を楽しませていただいている
隣家の梅の木も花の蕾が膨らみ始めてきました

ですがその開花を待たず
我が家のおこりんほちゃん、四女ミルクが
令和5年2月8日午後6時40分ごろ永眠しました

年齢は15歳7ヶ月17日
四姉妹の中では一番の早逝ですが
犬種的には長生きしてくれた方なのではないでしょうか

1月28日 病院の待合室

写真は1月末の通院時のもの
もぐもぐ体操効果で食欲旺盛
腎臓の数値も補液などの処置でコントロール出来ていて
ミルクは病院が嫌いだから
次回からは補液セットだけ病院に貰いに来ようね
そんな話をしていた矢先のことでした

体操効果でご機嫌にご飯を食べていたミルクが
急にご飯を食べ渋ったのは2月3日金曜日の朝のこと
その時はチュールを混ぜて完食しましたが
夜ご飯は全く口にしません
何だろう、体操が足りないのかな
それともご飯を食べ渋ると私が不機嫌になるから
萎縮して食べないのかな
そんな風に考えて
翌朝はじいや君にご飯介助をお願いしようと思いました

ですが明け方近くにミルクが激吠えしたので
サークルを見ると激しく下痢をしていて
それは朝まで断続的に続くとやがて血便になりました

当然食欲も無く
シリンジでミルクを飲ませても吐き出します

この症状はコッコが逝った時と同じ消化吸収エラー
しかもかなり末期だと思いました

2月4日 土曜日

私達はもう車に乗せて病院に連れて行くことはせず
自宅で皮下補液をして少しでも穏やかに
体もピカピカにして送り出してあげたい
そんな選択をすることにしました

それでもロールの通院で病院へ行く用はあったので
ミルクの状態を話すと
「見ていないから断言はできないけど
年齢的に体が老いて機能しなくなるいわゆる老衰だね」
と私達と同じ見解

補液パックの数がミルクに残された命の日数かと思うと
辛いものがありましたが
追加で補液パックをもらって帰りました

2月5日 日曜日

補液をしてあげると体が楽になるのか
飲食しないだけで割と普通な老犬として過ごしていました
もしかしたら何か口にしてくれるかも?と
ボーロなどを鼻先に置いたり
口にチーズを入れても無反応でしたが…

2月6日 月曜日

2月7日火曜日 最後のお散歩

夜中の激吠えに困りつつも元気な証拠だと思って
補液パックが足りなくなっちゃうかも?
私が休みの木曜日にはまたお散歩に行って写真を撮ろう!
そんなこと考えていたのですが
叶うことはありませんでした

2月8日水曜日 最後の日の朝
ソイに介護をお願いして出勤

2月8日、最後の日
(とはいってもまだ逝くとは思っていませんでしたが)
私は仕事だったので午前中在宅勤務のじいや君から
様子を送ってもらいつつ急いで帰宅

少し苦しそうにはしていましたがまだ大丈夫そう
先にロールの散歩を済ませてから
いつものように撫でたりブラッシングしたりして
ゆっくりミルクと過ごそうと思ったのですが
散歩から帰ってきて、ミルクの体を数回撫でたところで
呼吸が止まり、長い眠りについてしまいました

みんなみんな居なくなってしまいました

送り出す前日には花屋さんに行って
菜の花やチューリップなど
この先一緒に見ようと思っていた花々で
花束を作ってもらいました
お店の人が、花束にした花のうちの一つには
「たくさんの幸せがありますように」
という花言葉があると教えてくれました

我が家に来て15年と数ヶ月
ミルクは何も疑問に思うことなく過ごしていたと思いますが
私は本当にたくさんの幸せを与えてあげられていたのでしょうか

四姉妹の末っ子だったミルクは
マロポの介護が始まった頃はまだ元気いっぱい
私は理不尽なぐらい叱っていたのではないかと思います
ポッキーとマロンが居なくなり
ずっと一緒に過ごしていたコッコも居なくなり
病気でご飯の食べが悪くなっても私は怒ってばかり
おまけにロールはいつも全力で向かってくるし

そのせいかどうかは分かりませんが
不快なことがあるととても良く怒るようになった
我が家のおこりんぼちゃん
朝晩下半身を洗うために抱っこした時に
私が作詞作曲したミルクの歌を歌うと
顔をペロッと舐めてくれるのがルーティンでした

もう少し長い間一緒に居られると思ったんだけどな
怒ってばかりでごめん
優しい言葉をかけられなくてごめん
お疲れさま
ゆっくり眠ってね

現在のミナミノマドクラブ

4頭みーんな居なくなってしまいました
何年も続いた犬介護もこれでひとまずおしまい
今はもう4頭で過ごしていたことが夢の話のようです
寂しい、寂しい、寂しい…

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