相変わらず休みの日には裏庭に放牧を続けておりますが
陽射しがブラック団には厳しい感じになってきました。
さてさて、以前ポッキーのボール投げ動画を投稿したのですが
それからおおよそ1か月半。
現在ポッキーの足はこんな状態です。
ここで自分の備忘録がてら、ポッキーの足について書きたいと思います。
我が家でワンコが行き来するスペースは
ほぼタイルカーペットとクッションフロアが敷いてあり
フローリングの上を直接歩く場所は極わずかです。
これはここ何年もずっと同じ。
これまではそれで快適に過ごせていたのですが
マロンがお座りしてもずりずりお尻が下がったり
前足がすいーっと平泳ぎをしているような感じで
両側に流れてしまうようになりました。
フローリングはおろか、クッションフロアでもこの状態で
もうツルッツルです。
もうシニア犬だもんね、そろそろ対策を考えないとね
そんなことを話してるうちに
気付けばポッキーもお座りからお尻が滑るようになってしまいました。
これが去年の6月くらいの事。
犬が歩いて滑る場所には滑り止めマットを敷いて
足の滑りが気にならなくなったものの
どうもポッキーの右後ろ脚の動きがおかしい。
歩いていても足の甲が地面に着いたまま元に戻らず
足の甲を擦って歩く感じ。
あれ?おかしいな?と思ってお散歩仲間に相談すると
「フローリングで滑ってたからくせになっちゃったんだよ
うちの子も以前同じだったよ」
なんてアドバイスをいただいてたから、
なーんだ、早く良くなるといいななんて思っていました。
でも、足の動きは一向に良くならず
インターネットで同じような子いないかな?と調べているうちに
変性性脊髄症(DM)という病気を知りました。
恥ずかしながら、コーギーを4頭も飼っているにも関わらず
この病気を知ったのはそれが初めてでした。
ネットにはポッキーと同じような足の動きをさせる子の動画が沢山あり
ポッキーの足はDMの初期症状「ナックリング」ではないかと思いました。
ポッキーは消化機能に問題があって、月に一度は動物病院に通っています。
その時に初めて「右後ろ足の動きが悪い」と相談したのが7月位かな
病院でも
右後ろ脚は反応が鈍い、ヘルニアかコーギーに多い遺伝病(DM)かは分からないけど…
と言われました。
カイヌシ的には痛みはないのでヘルニアでは無いだろうという認識
でも病院では積極的に確定させようという感じではないし
年齢も14歳、確定したらどうなるものでもないし。
先生には動かさないとどんどん歩けなくなるから、
なるべく散歩に連れて行ってあげてと言われ
神経の流れを良くする薬としてノイビタとATP腸溶錠の処方を受けました。
(この薬がDMに効いているかは全く不明ですが、毎月測定している
アルブミンの値が良くなってきました)
ナックリングが酷くなり、爪から出血するようになったので
PAWZという犬用靴下を購入したのが10月上旬。
足を引きずりながらも散歩が出来ていたけど、それもしんどそうになってきたので
車椅子導入が今年の1月15日。
ニコニコ笑いながらいつもの倍の距離を散歩出来るようになった姿を見て涙ぐみ
車椅子に乗せれば軽快に動く後ろ足に
車椅子に乗せるなら靴下無くても平気だね!
なんて大喜びしていました。
うさぎ飛びでボールを追いかけられたのが2月21日
左後ろ足を何とか動かしてボールを追いかける動画が4月4日。
動画を観ると、本当に動かなくなってきたなとしみじみ感じます。
今は一回の散歩で3箇所くらい靴下に穴が開く程度の足の引きずり具合ですが
本犬には悲壮感も無く、日々楽しそうに過ごしています
カワイイ表情が撮れました
室内では起き抜けとカイヌシ帰宅時でサークルから出す時に
車椅子に乗せ、トイレが簡単に出来るようにしています。
フラットなトイレ、本当に買って良かったです。
便利なグッズを上手く使って
お互いにストレス無く過ごして行けたらなと思っています。