Raspberry Pi Zero は、なかなかの優れもので、USBケーブル一本でHeadlessインストールが可能です。

Raspberry Pi Zero OTGセットアップ
Raspberry Pi Zero OTGセットアップ

ちなみに他のPiちゃん達は、USBコネクタがバス直結ではなかったり、必要なピン情報がとれないとかで、この方法は使えません。あくまでも Pi Zero 専用セットアップ方法です。さぁ、参りましょう〜。

Raspberry Pi Zero OTG セットアップ(HDMI, キーボード, マウス 非接続)

  1. 先ずはいつものJessieのSDカードを作成します。Full版でもLite版でもOK
    2016-05-10 release of Raspbian

  2. SDカードをメモリーカードリーダーでマウントして、/boot/config.txt を修正します。config.txtの最終行に、以下の一行を追記してSaveします。
    dtoverlay=dwc2

  3. /boot/cmdline.txtを修正します。このファイルの扱いは注意が必要です。書式というか、半角スペースの区切りを維持しないと怒られちゃうみたいです。あと、開業もNG。rootwait に続けて、以下を追記します。
    modules-load=dwc2,g_ether
    追記後はこんな感じです。
    dwc_otg.lpm_enable=0 console=serial0,115200 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2
    rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait modules-load=dwc2,g_ether
    ※実際は、改行なしの1行で記載

  4. ここまで出来たら、SDカードを取り外して Raspberry Pi Zero に装着。そのRaspberry Pi Zero を、USBケーブルでPCに接続します。約90秒後、PCから、USB Ethernet デバイスとして認識できたら問題なく完了。ssh で raspberrypi.local に接続しておしまい。
    ssh pi@raspberrypi.local

  5. 私の手元の環境では、Yosemite や El Capitan だとあっさり 4.で完成してしまいました。また、OTG対応のUSBケーブルが必要との情報でしたが、普通のUSBストレートケーブルの方で行けちゃいました。としうかOTGケーブルだと繋がりませんでした。どゆこと?

OTG セットアップに関する、Windows10 の設定について

さて、ここからは Windwos10 64bit でドハマリした部分。Macであればさっきまでの方法であっさり出来てしまうのですが、Windows10オンリーでも行けるようにしておきたく、頑張ってみました。若干、微妙なドライバをインストールするので、その辺は自己責任で。

  1. Windows10 に bonjourをインストール。Firewallのudp5353も開けておきます。この辺をちまちま自前で設定するのが面倒な場合は、Windows10 に iTunes をインストールしちゃいましょう。少々乱暴ではありますが確実です。あと、SSH のクライアントソフトも忘れずに。TeraTerm や Putty 辺りが鉄板ですな。

  2. 当セットアップのキモは、USBケーブル一本で SSH ログオンできちゃう点です。そこで必要になるのが USB 接続のデバイスを Ethernet 接続で見なすことができるドライバです。それが “USB Ethernet/RNDIS Gadet” ドライバです。Windwos8.1 以前は MSKK 純正のセットアップ情報があったのですが、なぜか Windows10 では見つかりませんでした。

  3. というコトで、こちらのページから落とさせてもらいました。この先にドライバが配置されています。
    “Télécharger les drivers suivant: RPI Driver OTG

  4. 先(上記3.)のドライバの投稿記事をサッとみると分かるのですが、なにもしないと Wimdows10 はシリアルポートと認識してしまい”COM”ポート番号が付与されていました。

  5. という事で、ドライバの更新をしつつシリアルポートから RDNIS Ethernet ドライバに入れ替えます。

device_mgr01

device_mgr02

device_mgr03

device_mgr04

device_mgr05

この一連の操作で、USB ポートに接続した Raspberry Pi Zero が、SSHでアクセスできます。
これは結構便利です。PCを踏み台にして、インターネットにも接続可能です。
(LANアダプタの共有設定が必須ですが、、、)

〜閑話休題〜

この作業の過程で、WindowsのCOMポート番号が、どんどんインクリメントしてしまったので、削除方法を探したのでメモ。
+ RNDISドライバーが、COMポートを持ったまま非表示化されているのが原因。
+ デバイスマネージャの設定を変えて起動すればOK
+ cmd を起動して、set devmgr_show_nonpresent_devices=1と書いてエンター
+ 続けて、start devmgmt.msc デバイスマネージャが起動します。
+ 「表示」-「非表示デバイスの表示」にチェックを付けると「非表示デバイス」が見えるようになる。
+ COMポートを掴んでいるであろう、ネットワークデバイス “USB Ethernet/RNDIS Gadet ##2” とか ”〜 ##3” を削除
+ Windowsの再起動

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One thought on “Raspberry Pi Zero を USB ケーブルだけでセットアップする

  1. じいや
    大変わかりやすい内容を書いていただき、ありがとうございます。

    OTG セットアップに関する、Windows10 の設定についてですが、
    ituneとRPI Driver OTGをインストールして、ラズベリーパイゼロの
    USBポートをUSBホストケーブルでホストPCを接続したのですが、コントロールパネルでは、COMポートが認識されずドライバー更新ができない状態でいます。

    もし解決方法をご存知でしたら、ご教示いただけないでしょうか。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    [Reply]

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